2022年 桜祭り桜祭り・GW企画展 「ジャポニズム全盛

期間: 2022年3月26日 (土)~4月2日 (土)& 4月30日 (土)~ 5月7日 (土)           

企画展の実演時間: (10:15 ・ 12:00 ・13:45 ・ 15:15)              

江戸時代末頃から、ヨーロッパ特にフランスで、日本の芸術品がもてはやされ、ジャポニズムといううねりになったことはよく知られています。その影響はオートマタの世界でも見られ、特に、ヴィッシー工房では、日本の事物とともに日本人そのものを作品に作り上げました。しかし、姿も衣装も完璧とはいえず、そのちぐはぐさから、当時の人々のまなざしを感じて戴ければさいわいです。

「お面売り」

G・ヴィシー (1880年)

赤い傘をクルクル回し、手に持ったお面を持ち上げて売るz女性。異国では珍しかったであろう能面を持たせている。青いあでやかな着物には鶴の刺繍がされ、わずかに開いた口元、伏せ目がちな視線が日本女性の妖艶さを見事に表現している。しかし、着物のあわせ方は、何ということだろう…

 

 

 

* オートマタは古く壊れやすいものが多いため、展示作品すべてを実演することはできません。また、実演オートマタは予定とは異なる場合もございます。ご了承下さい。

「ジャポネ」 

G・ヴィシー(1885年)Bertrand修復

日本人男性。裃に脇差しを持ち、ゆったりとタバコをくゆらす姿。手に持ったタバコの煙は、口から吐かれ、まるで本当に吸っているかの用である。しかし、日本人と中国人の特徴が綯い交ぜになっている点が、当時をものがたっている。

 

「傘と扇を操る道化師

ヴィシー  (1900年)

曲芸を見せる道化師。傘の上の皿がコロコロ動く。当時大流行の「月」をぶら下げ「扇」を持ち、はいているズホンには、ジャポニズムの一代表「鳥獣戯画」からと覚しき動物が刺繍されている。流行り物満載させたユニークで楽しい作品である。

 

他:「シンギングバードボックス」1850年

 

* 当館の展示、説明においては、製作された時代的背景を考慮し、原題の用語のままの表現を使っております。

通常実演 (企画展中)

・実演時間 (約20分) 11:00 ・ 13:00 ・ 14:30 ・ 16:00

通常実演作品 (企画展以外)

・実演時間 (約20分) 11:00 ・ (土日祝のみ13:30も) ・ 14:30 ・ 16:00

「椅子を操る道化師」 
ベルトラン (1985年)

「はしご乗り」 
ボアレット(1996年再現)

「マードュコカーニュ」 
作者 、制作年 不詳

「ジェシカおばさんのティータイム」 
JAF社(1900年頃)