2024年 桜祭GWGW企画展 「さえずりに包まれて!」

期間: 2024年  3月24日(日)~3月31日(日) 及 4月28日(日)~5月5日(日)           

企画展の実演時間: (10:15 ・ 12:00 ・13:45 ・ 15:15)              

春を小鳥の鳴き声と共に味わって戴く企画展です。シンギングバードと称せられるジャンルのオートマタは、音(さえずり)と動き(小鳥の動き)を併せた細かい仕組みで、200年もの間、人々を魅了し続けてきました。今回は様々な小鳥のさえずりをお聞き頂きます。

以下の3作品の他に4作品、計7作品をご覧いただく予定です。

「森の小鳥たち」

B・ボンタン(1855年)

森の木々の間を鳴きながら飛び交う小鳥を表現。7羽いる鳥の中には、ハチドリのはく製も使い、木とのサイズ感がうまくでている。

 

 

* オートマタは古く壊れやすいものが多いため、展示作品すべてを実演することはできません。また、実演オートマタは予定とは異なる場合もございます。ご了承下さい。

「小鳥の調教師」 

G・ヴィッシー(1890年)

自分で笛を演奏しながら、小鳥に鳴き声の訓練をしているのだろう。笛の音に触発されて、小鳥が頭を動かしながらさえずる。ブルボン王朝の刺繡の入った衣装をきた男性は、王家の雇われ人だったのであろうか…

「花園の小鳥

ボンタン  (1880年)

美しいポットに敷き詰められた花々の中で、さえずる小鳥。小型の作品で、部屋の中で美しい置物としても愛でられていたに違いない。小鳥ははく製が使われている。 

 

 

 

 

他:4さくひん

 

* 当館の展示、説明においては、製作された時代的背景を考慮し、原題の用語のままの表現を使っております。

通常実演 (企画展中)

・実演時間 (約20分) 11:00 ・ 13:00 ・ 14:30 ・ 16:00

通常実演作品 (企画展以外)

・実演時間 (約20分) 11:00 ・ (土日祝のみ13:30も) ・ 14:30 ・ 16:00

「椅子を操る道化師」 
ベルトラン (1985年)

「はしご乗り」 
ボアレット(1996年再現)

「マードュコカーニュ」 
作者 、制作年 不詳

「ジェシカおばさんのティータイム」 
JAF社(1900年頃)