2025 桜祭り・GW 企画展 「見世物小屋へ行ってみよう!」
期間: 3月23日(日)~3月30日(日) 及 4月29日(火)~ 5月5日(月)
企画展の実演時間: (10:15 ・ 12:00 ・13:45 ・ 15:15)
19世紀中頃、パリの街されてされて人々が戸外で楽しめるようになると,様々な大道芸人があらわれました。彼らのユニークな動きや格好は、オートマタ製作にはうってつけの題材として忠実且つ芸術的に再現した多くの作品をご覧頂けます。
以下の3作品の他に「リトルティッチ」[少女の手品師」を加え、5作品をご覧いただく予定です。
「二つの椅子の曲芸」
ビッシー(1900年)
華やかな衣装をまとい、椅子を操りながら力強い曲芸を披露する軽業師。観客の拍手喝采が聞こえてきそうな作品である。
* オートマタは古く壊れやすいものが多いため、展示作品すべてを実演することはできません。また、実演オートマタは予定とは異なる場合もございます。ご了承下さい。
「猿を連れたオルガン弾き」
ビッシー/JAF(1925年)
手回しオルガンを持ち、さるを相棒に日銭を稼いでいた大道芸人がモチーフであろう。猿は遺族の衣装をまとっており、オルガン弾きとは雰囲気が異なる。おそらく、古い作品からの転用と思われる。
電動。電気の力で空気を送りオルガンを鳴らしている。
コインを入れると動く作品。見世物小屋か路上でのショー故か、バイオリンも逆さにもち、音楽に合わせて蝋製の人形が気ままに動く。
他:2 作品
* 当館の展示、説明においては、製作された時代的背景を考慮し、原題の用語のままの表現を使っております。
通常実演 (企画展中)
・実演時間 (約20分) 11:00 ・ 13:00 ・ 14:30 ・ 16:00
通常実演作品 (企画展以外)
・実演時間 (約20分) 11:00 ・ (土日祝のみ13:30も) ・ 14:30 ・ 16:00
「椅子を操る道化師」
ベルトラン (1985年)
「はしご乗り」
ボアレット(1996年再現)
「マードュコカーニュ」
作者 、制作年 不詳
「ジェシカおばさんのティータイム」
JAF社(1900年頃)